インナーチャイルドとは、放置されたままになっている子どもの頃の傷ついた心や満たされなかった欲求のことです。
親からの虐待や放置・親のアルコール依存、子供のためと望んでもない受験を強いられた方、兄弟姉妹と比較され、態度・愛情の差に苦しんだ方。親子関係に限らず、学校の先生や周囲の大人、友達からの心無い言葉に傷ついた経験のある方は、自分は何も悪くないのに子供の時は、「自分が悪いから…」とその原因を自分だと勘違いし感情を抑圧したまま大人になってしまった可能性があります。こうした経験は、無意識の奥底に残り、それが積み重なるとついには社会に適応するのが難しくなってしまい、ひきこもり、依存症、潔癖症、摂食障害、うつ病といった身体の症状に現れることもあります。アダルト・チルドレンと称されたりします。
インナーチャイルドの影響は多かれ少なかれ誰もが受けているものです。常に人の顔色を伺い、他人から認めてもらわないと不安で仕方がないと感じる方。他人に褒めてほしい、常に愛情を確認したいといった思いに駆り立てられる方は、それができないと不安・不機嫌となり自分の感情に振り回されやすくなります。逆にあまりに辛すぎると自分の感情のセンサーに蓋をしてしまう場合もあります。このような方にもインナーチャイルドの癒しのセッションは有効です。